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今後の管理徹底で1Kgでも多くの出荷を目指す

2023.07.03

 JA壱岐市にんにく部会(谷島栄一部会長)は、6月上旬に芦辺町の同JA野菜集荷場で「令和5年産乾燥ニンニク出荷協議会」を開催しました。今年は生産者28人が面積184㌃(前年比112%)で栽培しています。

昨年を超える出荷に向け挨拶する谷島部会長

 会では、同JA農産園芸課の齋藤喬史指導員が5月から出荷が始まっている青果の出荷状況と乾燥出荷について説明を行いました。

 青果は5月下旬から各市場へ適宜出荷が行われています。出荷数は減少し、乾燥での出荷が主体となっています。

 乾燥ニンニクは結球品と割れ玉リン片品の出荷が可能となっています。10kgネットでの集荷体制をとり、契約販売先と市場合わせて3.5tの出荷を予定しています。天候にも恵まれ生育は良好だが、割れ玉が多くなっています。

 齋藤指導員は「青果においては、昨年を大幅に下回る出荷実績であった。今後は梅雨時期となり特にカビ対策の徹底をし、1kでも多い乾燥出荷をお願いしたい。販路拡大と、市場ニーズも加味し有利販売をおこなっていく」と語りました。