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管理ポイントをおさえて夏芽の収量アップを目指す
2023.05.31
JA壱岐市アスパラガス部会(平野泰史部会長)は、5月25日と26日の2日間、各地区圃場にて巡回指導を行いました。
郷ノ浦地区ではJAトレーニングハウスで実施しました。令和5産春芽生産販売状況は、3月の天候は良好で適度な降雨もあり潤沢な集荷が続きましたが寒暖差が大きく、突出したピークはありませんでした。当部会の立茎開始は4月10日~14日となりました。4年産は2月~3月の高単価時期の数量が少なく春芽の販売高は伸び悩みましたが、本年産は春先へ向け安定した出荷ができており、4月30日現在の販売高は54,298千円(前年比135%)となっています。
講習会では、壱岐振興局農業振興普及課の松本尚之主任技師が6月から梅雨明けまでの摘芯の時期や整枝、追肥、潅水、病害虫防除等についてポイントを説明しました。また、(株)生科研より肥料の説明が行われました。
永村緑指導員は「現在島内スリップスの発生も散見されるので適宜防除の徹底をお願いしたい。今後も管理ポイントおさえて昨年以上の収量アップを目指しましょう」と語りました。