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年中、花に囲まれた経営モデルの確立

2023.05.29

 JA壱岐市施設草花部会(梶田幸孝部会長)は5月16日、芦辺町の同JA多目的集出荷場で令和5年産生産販売検討会を行いました。今年は生産者7名が面積178㌃(前年比115%)で栽培しています。

想いを語る梶田部会長

 検討会では、4年度の出荷販売実績、5年度の生産販売方針について農産園芸課の斉藤俊介指導員が説明しました。4年度の生産販売状況について品種毎に生産面・販売面についてそれぞれの課題等も含めて詳しく説明しました。出荷量が減少している品目はありますが全体的に高単価で推移し、販売金額は18,493千円(前年比100%)、単価56円(前年比123%)となりました。

 5年度の振興方針として大きく2つ、ストックを中心に経営の柱とし対応高単価販売による安定収入を目指すこと、年中花に囲まれた経営モデルの確立を行うことを目標に、品質向上・収量向上への取り組みを行い、適期作業の徹底、需要期に適した品種を選定していきます。

 梶田部会長は「コロナも5類感染症となり、各イベントでの需要も多くなっているので昨年以上の高単価での販売ができるよう希望をもって頑張っていきましょう」と語りました。