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収穫にむけて管理ポイントを確認
2023.05.19
JA壱岐市は5月9日、芦辺町の担い手サポートセンター会議室で「令和5年産加工・業務用タマネギ出荷協議会」を開催しました。
本年産は生産者8名(内法人4組織)、栽培面積228㌃で栽培します。品種はターザンです。甘みがあり香りも良く、貯蔵性が高いことが特徴です。
昨年末の定植から年明けにかけて乾燥と低温により生育は停滞しましたが、3月頃からの定期的な降雨と気温の上昇により生育は盛り返しています。連作圃場については、越年罹病部の発生が見られる圃場があったものの、早期の抜取や定期的な防除により被害は最少ですんでいます。全体的に目立った病害虫の発生もなく、例年通りの収穫開始となる見込みです。
協議会では、同JA農産園芸課の齋藤喬史指導員が今後の収穫までの流れについて説明しました。収穫機や出荷時に利用する鉄コンテナの利用方法を説明しました。
出荷を目前に控え、今後の管理について収穫前の適切な防除と、適期収穫・根腐れ等の品質低下を防ぐための排水対策の徹底を呼びかけました。
齋藤指導員は「収穫まで適切な管理を行っていただき、腐敗、乾燥不足、規格違い、S玉未満・異物混入などのクレーム)防止に向けて全員で取り組み、品質向上に努めましょう」と話しました。