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収量確保と品質向上に努めて

2023.03.14

 JA壱岐市は3月6日、令和5年産タマネギ現地検討会を開催しました。

生育状況を確認し意見交換を行う皆さん

 

5年産は生産者11名(内法人5組織)、栽培面積は青果・加工用あわせて329㌃で栽培されます。 主な栽培品種は「ターザン」で全体の約70%を占めます。甘みがあり香りも良く、貯蔵性が高いことが特徴です。他には、「浜笑」「七宝」などが栽培されます。

 各生産者の圃場には、昨年9月下旬から12月上旬までに定植が行われ、現在の生育状況は、年内の低温・干ばつによりやや抑え気味になっています。

 会では、当JA農産園芸課の渡邉茂指導員がこれからの重要な管理ポイントの除草・追肥・排水対策や病害虫防除について指導しました。また、先進地での実証実験による薬剤の散布方法についても詳しく説明しました。

 その後には、郷ノ浦町の(農)刈田院の圃場にて生育状況の確認をしながら意見交換を行いました。

 渡邉指導員は「求められる品質基準も厳しくなっており、今後の管理作業ポイントをしっかりおさえて収量の確保と品質の向上に努めるよう指導していく」と語りました。