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コストを抑えて1円でも高く販売できる部会へ
2023.03.14
JA壱岐市アスパラガス部会(平野泰史部会長)は3月3日、芦辺町の壱岐家畜市場で、部会員・関係者60名程出席のもと、令和5年産春芽出荷目揃会を開きました。
5年産は生産者71名、栽培面積約12.7haで栽培します。今年産の春芽は2月上旬から出荷が始まり、これから春芽出荷のピークを迎えます。
昨年産春芽は、春先の冷え込みと前年秋口の高温による株の消耗が影響し、春芽ピークは後ずれし、太物率も例年より低くピーク時の収量が伸び悩む結果となりました。
今年は2月6日から出荷が始まり、現在1日日量約1トン、10㌃あたり換算8kg、生産者の8割が出荷を開始しており例年並みでほぼ順調に進んでいます。
会議では、同JA農産園芸課の松嶋新指導員が、生産・販売対策や取扱要領などについて説明を行いました。生産者からは、栽培管理や流通経費等についての質疑、意見が飛び交い活発な議論が行われました。
平野部会長は「2月には、白川市長や川﨑組合長、振興局本村農林水産部長とオール壱岐のメンバーで東京青果での販売協議も行った。資材や運賃の高騰など厳しい面も多いが、1円でも高く販売できるよう品質向上に努め収量をのばしていく。また新規就農者を増やすためメディアを積極的に活用して周知してほしい」と語りました。
また、4年産県部会高収量者表彰も行われ、6人の表彰枠に壱岐から5名の受賞となりました。
今年度も平均反収3㌧、太物率70%の目標を掲げ、反収17年連続県下1位を目指し、生産者・JA一体となって取り組んでいきます。