『壱岐黄金（ながさき黄金）』１億円産地宣言

　JA壱岐市が策定した「第９次営農振興計画」では、農地（水田）の収益向上のため、農地を効率的に活用して、排水対策と土壌改良の徹底による安定した経営を目指すため、新たに導入する戦略品目に「ながさき黄金」を挙げ、「１品目１億円の産地づくり」に取り組んでいます。

　令和３年より同JAと壱岐振興局で連携し試験栽培を行い、今年の秋から本格的に栽培を開始し今月収穫を迎えました。

　12月14日、石田町の農事組合法人　五月の圃場で、生産者・販売実需者・関係機関が一堂に会し、産地化推進の機運醸成とバリューチェーン構築を目的に『壱岐黄金（ながさき黄金）』収穫祭が行われ、同JA川﨑裕司組合長が『壱岐黄金（ながさき黄金）』１億円産地宣言としてこの壱岐島の若者が希望を持ち活き活きと豊かな生活を営むことができる魅力ある農業の実現をめざし、「めざそう！100億で離島農業日本一へ」を目標に、１億円の産地づくりの一つとして、この高級じゃがいも壱岐産「ながさき黄金」を『壱岐黄金』へとブランディングを行い、ここに１億円産地を確立することを宣言しました。

　その後、販売先の（株）日本アクセス　九州生鮮・デリカ営業部第１課の真鍋貴行課長の鍬入れにより参加者で収穫を行いました。また、ながさき黄金を使用してコロッケバーガーやポトサラダなどの試食コーナーもあり参加者らに振る舞われました。

　後日、機械化一貫体系の導入にむけて収穫機の実演会が行われる予定です。

　生産者、関係機関一丸となって一億円産地を目指し取り組んでいきます。