研修を通して農作業事故に対する意識を高め、作業現場で活かしていく

　JA壱岐市労災保険特別加入組合(川上治組合長)は、11月17日，芦辺町の壱岐家畜市場で令和4年度農作業安全研修会を開催しました。近年、農家の高齢化や世代交代などにより農業者の危険性が高まっており、事故・事前防止に向けて安全操作に関する研修会を開催し、農業経営上のリスク低減を図っています。

　研修会には、労災保険特別加入者20名程が参加しました。農作業事故防止についての座学や壱岐市スマート農業推進協議会による普及が進むラジコン草刈機の使用についての説明の他、壱岐市農業機械銀行を講師に招き、大型トラクター作業機の脱着の実技指導も行われました。

　同組合の川上組合長は「近年、壱岐市内でも重大な農作業事故が発生しており、組合としても危機感をもっています。事故を未然に防ぐ為にも、今回の研修を通して農作業事故に対する意識を高め、作業現場で活かしていただきたい」と語りました。