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生産者が共通認識をもって栽培を行うために

2022.11.17

 JA壱岐市は11月4日に芦辺町のサポートセンター会議室で令和4年産高菜出荷目揃会を開催しました。

 今年度は、生産者6組織(法人)が面積約193㌃で栽培しています。

 生産概況として今年は天候に恵まれ、定食から追肥まで適期作業が行えています。9月の台風の影響による根扱ぎ等で欠株が散見される圃場があるものの、全体を通して生育は良好です。病害虫については干ばつの影響もあり病気の発生は確認できていません。害虫についてはヨトウムシや青虫などが多発しているものの、定期的な防除により多発を防いでいますが、今後の天候により病害虫の発生も予想されます。

 今後の栽培管理について、収穫期の目安や病害虫防除について説明しました。また、収穫前と収穫時のポイントについて、収穫前の降雨対策や収穫前々日の刈取り、刈取り後の株のタコ干し、事前のサイズ分け等詳しく説明が行われました。

 その後、各圃場で生育状況の確認を行いました。当日は、出荷先の有限会社アクトライブより3名出席があり一緒に確認を行いました。

 同JA農産園芸課の渡邉茂指導員は「生産者が栽培を行う上で共通認識をもってもらい収量をあげていくために今年初めて出荷目揃会を開催した。収穫目前となったが今後の栽培管理の徹底で昨年以上の収量をあげたい」と語りました。