トピックス

地元鹿児島県の圧倒的な実力が際立った鹿児島全共

2022.10.27

 『和牛新時代 地域かがやく和牛力』をテーマに、5年に1度の和牛のオリンピック「第12回全国和牛能力共進(鹿児島大会)」が10月6日~10日まで種牛の部が霧島市、肉牛の部が知覧市で開催されました。過去最多の41道府県から九つの区に約438頭が出品され、改良の成果や飼料管理の技術を競いました。

3区優等賞8席を受賞した『かの号』62番

 9日には、種牛の部の2区~6区までの最終比較審査・等級決定が行われました。第3区に長崎県代表として壱岐市から田中満治さん出品の『かの号』が全共の大舞台で堂々と入場、厳しい審査の結果優等賞8席を受賞しました。コロナ禍の開催で入場制限のために壱岐からの応援団は審査会場での応援は叶いませんでしたが、「長崎和牛」と書かれた黒い帽子を着用して心をひとつに審査を見守り応援しました。

 大会を終え田中さんは「無事に終わってほっとしたというのが正直な感想です。今日までJA関係職員さんをはじめ多くの皆様のご協力に感謝します。妻(チヨミさん)と二人三脚で頑張ってこれたことも大変嬉しく思います」と語りました。

 全体的な結果として、地元鹿児島県の圧倒的な実力が際立った大会となりました。