JA壱岐市青年部(米倉浩太部長)は、7月21日に九州沖縄地区農協青年組織連絡協議会(九青協)主催の「令和4年度JA九青協リーダー養成研修会」に参加しました。幹事県は福岡で、九州各地の青年組織77組織より実出席、WEB合わせ約280名が参加しました。
本研修は、九州各県のJA青年部リーダーを対象に、リーダーとしての自覚向上を目指すとともに、JA青年部組織の強化・活動の活性化を図ることを目的として例年行われています。
開会後の綱領唱和、挨拶の後、2名の講師による講演が行われました。1部では食農教育アドバイザーの稲垣真衣氏が『食農教育の企画づくり~脱マンネリ化のヒント~』と題し説明しました。稲垣氏は「食農教育は地域農業のブランディングだ」と語り、青年部組織による地域農業の魅力発信を通して、地元農産物のファンを増やしてほしいと伝えました。
2部ではJAマインズ調布地区青壮年部の荒井俊一氏が『食農教育動画のすすめ~製作のワンポイントアドバイス~』と題し、動画作成のメリットやポイントについて自身の体験をもとに説明しました。
講義のあと、参加者らはグループを作り、グループディスカッションを実施しました。情報共有を図るとともに、今後の食農教育で取り組むことについて協議しました。まとめでは議論した内容を各県ごとに発表する場も設けられました。
長崎県青協を代表し、県の副委員長を兼務する米倉部長が発表しました。米倉部長は「JA壱岐市青年部では、各地区小学校での食農教育を通し、将来島に残る子供たちに対し青年部を身近に感じてもらい、今後の青年部を担ってもらいたいと考え実施している。今後は作付け・収穫体験だけでなく、農家見学や学校の授業への参加、WEBを活用したオンラインでの交流なども検討し、農業と地元農畜産物にもっと興味を持ってもらえるよう活動していきたい」と力強く発表しました。