壱岐市へ農業生産資材等の価格高騰に対する支援を要請

　JA壱岐市は7月22日、農業生産資材の価格高騰対策に関する経済支援を壱岐市に要請しました。

　現在、肥料や飼料、燃油、農薬等の農業に関わる生産資材の価格が過去にないほど高騰しており、農業者や農業団体の自助努力だけでは生産コスト増への対策が困難なことから要請することに至りました。

　当日は、同JA川﨑裕司組合長が白川博一市長のもとを訪れ要請書を手渡しました。

　壱岐の基幹産業である農業の危機に際し、食料の安定供給と持続可能な地域振興、「第9次営農振興計画(壱岐地域農業戦略)」の達成に向け、農業用生産資材等の急激な価格高騰への実効対策が図られるよう強く要請しました。

　また、同日には壱岐市議会の豊坂敏文議長のもとも訪れ、支援を要請しました。

　当ＪＡでは、肥料の高騰対策として、令和3年7月と12月に改定された一部肥料について、値上げせず価格を据え置いて販売した他、4年7月～11月末までの間の予約注文分に限り値上がり額の一部を助成した特別価格で提供する等の緊急対策を講じるなど、組合員皆さまへの支援に取り組んでいます。