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農業の現場をもっと身近に感じてほしい 青年部・女性部営農研修会

2022.07.20

 JA壱岐市青年部(米倉浩太部長)とJA壱岐市女性部(山口悦子部長)は、7月16日に営農研修を行いました。部員の農業に関する知識向上と部員同士の交流を目的に開催しました。両組織時間帯をずらし、徹底した感染対策を講じて開催しました。

収穫したアスパラを手にする参加者の皆さん

 研修は、基礎講座とアスパラガス収穫体験の2講座あり、基礎講座には、同JA農産園芸課の藤江武宏係長が農業をするうえで基本的な肥料・農薬の使用、成分や土壌についての説明を行いました。収穫体験は、同JAのトレーニングハウスで行いました。このハウスはJAで整備・取得した研修ハウスで、新規就農者等を対象に、模擬経営や経営実践を行い、ハウス取得までの経営基盤の確保及び、I・Uターン者が施設及び農地を確保するまでに期間を要する場合の貸し施設として活用しています。

 農業振興課の内野佑一課長がアスパラガスの収穫方法を説明後、アスパラ専用ハサミを持ち参加した部員は収穫体験を行いました。幼い子供同伴の部員もおり親子一緒の収穫作業は微笑ましく子供たちは嬉しそうに手に取って見せていました。収穫後、専用カッターに1本1本入れて長さを揃える作業も体験しました。収穫したアスパラガスは各自で持ち帰る事ができ、参加者から喜びの声が聞こえました。

 米倉部長、山口部長は「限られた人数、限られた時間だったが、研修を通し農業の現場をもっと身近に感じ、農業への理解を深めてほしい」と語りました。