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適正な管理と処理を促進 農業用廃棄ビニール回収
2022.06.01
JA壱岐市は、5月24・25日の2日間、石田町の旧リサイクルセンターで農業用廃棄ビニール類の集荷作業を行いました。
農業振興の上で必要なビニール類ですが、使用済みの廃棄ビニールは産業廃棄物となるため、適正に処理されることが法律で定められています。野外での焼却や不法投棄は、大気汚染や土壌汚染が懸念されます。
各農家の状況をふまえ、当JAと壱岐市は毎年春と秋に回収作業を行っています。今回の集荷では、塩化ビニール系、ポリエチレン及び飼料用のラッピングフィルム等を回収しました。同JA営農部職員を中心に、購買部、畜産部の職員及び壱岐市職員が作業にあたりました。
実施した2日間で約26tの回収が行われました。集まった廃ビニール類は分類ごとに仕分けをして適正な廃棄処理が行われます。
同JA事業管理課の久原陽一郎係長は「各農家の皆さんには、適正な管理と処理をご理解頂きたい。今後も廃プラスチックの排出抑制と適正処理の推進を関係機関とともに取り組んでいく」と語りました。