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露地園芸品目の柱へ ブロッコリー生産販売検討会

2022.05.30

 JA壱岐市ブロッコリー部会は5月20日、芦辺町の同JA野菜集出荷場で「令和4年産ブロッコリー生産販売検討会」を開催しました。

 4年産は生産者28名が、作付面積全体で1194.7aで栽培を行っています。

 会議冒頭に同JA営農部の辻重希部長は「昨年策定した第9次営農振興計画の達成にむけて面積の拡大に取り組んで頂きたい」と挨拶しました。

 検討会では、同JA農産園芸課の浦川将文指導員が3年産の出荷販売実績や課題、4年産振興対策について説明しました。3年度の8~9月は降雨が多く、定植遅れと冠水による根痛みが発生し生育不良が散見されたり、1月中旬から2月下旬は、平均気温が低く推移し全国的に出荷が後退しました。今後の対策としては、適期定植及び収穫の徹底や雨前防除の徹底、土壌分析の徹底を促しました。

 浦川指導員は「安定した栽培技術の普及と作業受託体制の強化により、露地園芸品目の柱になるように規模拡大に努めたい」と意気込みを語りました。