目標達成にむけて立茎ポイントを確認

　JA壱岐市アスパラガス部会(米倉清部会長)は、 4月12日～15日の期間、各地区圃場にて、立茎講習会を行いました。郷ノ浦地区では、同JAトレーニングハウスで実施されました。

　このハウスは同JAで整備・取得した研修ハウスで、新規就農者等を対象に、模擬経営や経営実践を行い、ハウス取得までの経営基盤の確保及び、I・Uターン者が、施設及び農地を確保するまでに期間を要する場合、貸施設として活用されます。

　講習会では、現在までの春芽の収量の報告や今後の管理方法として、温度管理や立茎時期やポイント、病害虫発生に伴う防除について指導が行われました。

　同JA農産園芸課の松嶋新指導員は、「本年産は、春先の冷え込みの影響により、昨年比83％(4月10日現在)の収量となっている。今後夏芽及び次年産春芽増収へ向け、立茎が重要なポイントとなり、部会目標の収量3ｔの達成に向けて圃場毎での立茎指導を行っていきたい」と話しました。