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アスパラガス農家を目指す2人を支援

2022.04.19

 JA壱岐市は、4月1日本所会議室で令和4年度新規就農支援事業開講式を行いました。本年度はアスパラガス農家を目指し、2人が研修のスタートを切りました。

就農する2人と組合長

 本事業は農業を職業として志す人を対象に、就農に向けて基礎となる作物の栽培技術や経営管理のノウハウについて研修を行い、就農後の経営安定にむけた支援を図る制度で平成15年から始まりこれまでに45名の研修生を輩出しています。

 東京都からIターンしアスパラガス農家を目指す北嶋健一さんは、前年度より同事業を活用して約1年間栽培について学びました。一層の知識と技術を習得するために継続して事業を活用します。北嶋さんは、「来年からの栽培に向け、ハウスの建設等準備を進めている。更なる技術向上に努めたい」と決意を新たにしました。

 福岡からUターンした松本周道さんは、壱岐のアスパラガスは知名度もあり、ブランド力が強いと感じ就農を決意しました。松本さんは、「農業は自分の頑張り一つで結果に繋がる。しっかり技術を習得したい」と熱く語りました。

 同JAの川﨑裕司組合長は、「農業は全て自己責任です。大変厳しいところもあるが、研修を通してしっかりした技術と経営観を養ってほしい」と就農する2人を激励しました。