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初の離島JA共同企画 都心部で特産品をPR

2022.03.18

 JA壱岐市は3月15日から18日までの4日間、東京都のJA東京アグリパークで、県下離島の壱岐、対馬、五島の3JA共同企画による農畜産物販売促進イベント『長崎・玄界灘に浮かぶ実りの島「壱岐・対馬・五島」まるごとマルシェ』を開催し、各離島の特産品が一堂に会しました。

離島3JAの特産品が集まりました

 JA東京アグリパークは、東京にあり、農業の魅力や重要性を伝えるために、食と農に関する様々なイベントを週がわりで実施しています。全国各地の農業関係団体が、地域の特色を活かしたイベントを行っています。

 同JAは、平成31年4月に壱岐市、壱岐市観光連盟と連携し壱岐の食材をPRするイベントを同施設で開催しており、次回開催に向けて検討を続けてきました。昨年に同JAが提案し、JA対馬、JAごとうとの共同企画が実現しました。離島3JAでの共同企画は今回が初となります。

 新型コロナの感染状況も踏まえ、現地へは各JAより商品のみを送り、商品説明や会計などの業務は現地施設のスタッフに委託しました。

 同JAは、壱岐牛をはじめ、アスパラガスやイチゴなどの農畜産物、農産加工品、干物などの水産加工品を販売しました。JA対馬、JAごとうからは特産品のしいたけや、椿油、五島ルビー(ミニトマト)等が出品されました。

 施設には、大型のスクリーン設備(デジタルサイネージ)も設置されており、同JAのCMや、ユーチューブで配信している農畜産物動画を放映し、店内外に向けたPRを行いました。

 期間中は大勢の人が訪れ、各産地の特産品を買い求める姿が見られました。

 同JA企画管理部企画課の中村直史課長は「離島3JA共同による企画で、各産地のPRに繋がったことと思う。今後も県下JAだけでなく、各JAと連携した協同の力で、地域農業とJAグループの魅力を発信していきたい」と展望を語りました。