広がるコロナに対策　ＷＥＢ会議を促進

　ＪＡ壱岐市は１月２６日、専門委員会を開きました。年を明けて猛威を振るう新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、ＷＥＢによる開催としました。同ＪＡ役員、本所職員を除く各地区の理事や、職員らはタブレット媒体より会議に参加しました。

　委員会では事業実績の報告・検証と、現在策定を進める「第５次中期経営計画」について協議しました。

　実績確認では、１２月末時点の各事業実績について報告が行われ、３月末の見込みについても確認しました。各委員らは今後の事業推移や、検討事項について意見を上げました。

　第５次中期経営計画の協議では、全体の構成や令和４年度からの取り組みについて提案されました。

　本計画は、ＪＡグループがめざす『持続可能な農業・地域共生の未来づくり』を踏まえ、昨年策定した「第９次営農振興計画」を基軸に、①農業振興と農家所得の向上②豊かな暮らしへの貢献と地域との繋がりの強化③持続可能な経営基盤の拡充の３つの基本方針のもと、部門毎に目標と取り組み計画を設定しています。

　委員会では、４年度の機構改革案についても提案されました。

　営農振興計画の取り組みを確実に実践するため、営農部・畜産部・担い手支援室を２部署体制に再編。実践・進捗状況を統括する部署を新設し、事務所ワンフロアによる業務連携の強化と組合員サービスの向上、事務の集約・専門化による営農・畜産指導業務の強化を図っていく予定です。今後も各委員会や理事会で協議されます。

　依然広がる新型コロナ感染症への対策として、同ＪＡでは今後の会議を原則ＷＥＢ開催とし、事業の維持、継続を図っていきます。