ＪＡ直売所前で販売　移動車活用し販路開拓目指す

　郷ノ浦町で営業している飲食店「味処　味よし」は５月２１日、ＪＡ壱岐市が運営する同町のアグリプラザ四季菜館前で移動販売車での営業を行いました。

　同飲食店は、１９７１年から営業しており今年創業から５０周年を迎えます。地元住民だけでなく、観光客にも人気の老舗です。同日はプレオープンも兼ねての初の移動販売日となりました。

　以前から、島内のイベントに参加しテント販売を行っていましたが、活動の幅を広げ、島内だけでなく島外イベントなどへも参加できるよう、車輌の導入を計画してきました。

　同日は４種類の丼物の販売を行いました。お昼時には店舗のお客様やＪＡ職員が買い求める姿が多く見られました。

　店主の末永謙太郎さん（４６）は使う食材も壱岐島内の食材にこだわっています。使用する米は壱岐産にこまる１００％、野菜も壱岐産にこだわっています。

　今後も週２回のペースで同直売所前での販売を予定しており、ＪＡ壱岐市とコラボした商品展開も検討しています。島内の各イベントでの販売も行っていく予定です。

　末永さんは「以前から移動車の販売をやりたくて、やっと実現できました。今後コロナが落ち着けば、ＪＡ壱岐市の牛市や直売所イベントなどへも積極的に参加していきたい。地元食材を利用したコラボ商品の展開も行っていきたい」と今後の販売活動への意欲を語りました。