壱岐ゆず生産組合
壱岐島は、伝統と土地柄を色濃く残し、郷土料理が守り続けられている日本の原風景が残る島。ゆずもその一つで、その昔、ほとんどの家庭でゆずが栽培されていたことから、現在は、県内唯一のゆず産地となっています。
そんな壱岐産ゆずの製品加工を行っているのが、1984年に創立された芦辺町の農事組合法人壱岐ゆず生産組合。郷土調味料である「ゆべし」から製造をスタートし、現在は、果汁飲料「ゆずの香」や「ゆずポン酢」など多数の柚子加工品を製造。JA壱岐市直売所や島内小売店、長崎空港などでも販売されています。
《ゆべし》
ゆずの皮のみを醤油や砂糖、唐辛子と煮込んで作った壱岐の郷土調味料。ゆずの香りに唐辛子の風味が加わった、ご飯のお供や薬味等としてお召し上がりください。「長崎の味」として、漫画「美味しんぼ」にも紹介されている珍しい逸品です。
※ゆずやクルミを使った加工食品や和菓子のゆべし(柚餅子)とは違います。
《ゆずこしょう》
果皮の傷を一つずつ丁寧に手作業で取り除いた壱岐産の青ゆずと唐辛子、そして、保存に必要な最低限の量に抑えた塩のみで製造しています。製造後、1年間熟成させることで、よりマイルドな味わいに仕上げました。甘辛の緑、中辛の赤、激辛の黄の3種類のゆずこしょうがございます。
《ゆずの香》
新鮮な壱岐産のゆず果汁に国産のハチミツ、砂糖を加え、独特の製法で作ったゆず飲料。水やソーダで割って、ゆずジュースにやお湯で割って、ホットゆずにしてお召し上がりください。
《まるごとゆずマーマレード》
壱岐産ゆずたっぷり。パンやヨーグルト、お料理等、いろいろな使い方をお楽しみください。
《ゆずぽん酢》
水炊き、焼肉等のタレや酢の物、サラダドレッシング等に幅広くご利用いただけます。
【製造者】 農事組合法人壱岐ゆず生産組合
【住所】 〒811-5731 長崎県壱岐市芦辺町国分当田触849-6
【電話】 0920-45-2796
湯本地区農産加工組合
湯本農産加工組合は、1990年に『新農政事業』の取り組みの一つとして結成された農産加工の組合の一つ。壱岐島内で農業を営まれている5名の女性メンバーでジャムを手作りしています。壱岐産のイチゴや夏みかんを使ったジャムは、添加物をいっさい加えていない「自然食品」で、保存料も入っていません。手作りのため、大量生産ができない貴重な商品です。
【製造者】 湯本地区農産加工組合
【住所】 〒811-5553 長崎県壱岐市勝本町立石東触362-1
【電話】 0920-43-0473
勝本地区納豆生産組合
かわいいイルカがトレードマークの「いき壱岐納豆」は、1988年に設立された勝本地区納豆生産組合が製造販売しています。食品添加物を一切使わずに減農薬栽培の壱岐産大豆フクユタカにこだわって製造しており、1989年からは長崎県学校給食会の食材にも指定されています。壱岐の子ども達にとっては家庭の食卓や給食で慣れ親しんだ味です。島内の宿泊施設の中には、朝食に採用している所もあります。
【製造者】 勝本地区納豆生産組合
【住所】 〒811-5523 長崎県壱岐市勝本町片山触268
【電話】 0920-42-1002
勝本ふれあいグループ
勝本ふれあいグループは、勝本町東触の女性たちが結成した農産加工組合。30年ほど前から、ジャム等を製造販売しており、現在は、3人のメンバーで活動しています。壱岐産のイチゴを使った「いちごジャム」は、粒が大きく、添加物をいっさい加えていない「自然食品」です。青梅を使った「うめジャム」は数量限定です。
【製造者】 勝本ふれあいグループ
【住所】 〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触2343
【電話】 0920-42-1419