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シーズン到来! イチゴ出荷始まりました!
2020.12.04
JA壱岐市いちご部会は11月25日に芦辺町の家畜市場セリ場にて令和2年産いちご出荷目揃会を開催しました。本年産は生産者30名が作付面積309aで栽培を行っています。
目揃会では同JA農産園芸課の松嶋新指導員より生育状況と販売対策について説明が行われました。
2年産においては、暖冬影響によって採苗が例年より大きく遅れましたが、生育には問題なく順調に育苗が行われました。その後の定植については概ね例年通り定植を行う事ができましたが、一部地区では台風による被害修復による圃場準備の遅れがあり1週間ほど定植が遅れました。
定植後は好天と適度な降雨に恵まれ、活着から初期の育成は順調でしたが、病害虫の発生が例年より多く散見されました。同部会では現地検討会などで防除の徹底を図りました。
販売対策として、生産・出荷状況の的確な把握に努め、市場への迅速かつ正確な産地情報の提供を行い消費動向の把握を行っていきます。クリスマス業務用などの需要も高まってくる事から販売単価の安定化を図るため契約量の拡大にも努めていきます。
生産者については早朝採りを励行しつつ、支部間の連携を密にし相互研鑽を進め、生産及び品質の向上を図っていく様説明が行われました。
松嶋指導員は「県では2年連続で目標の販売金額100億円を達成しており、長崎県産イチゴのイメージ定着が実現しつつある。壱岐産イチゴについても【ゆめのか】を主軸に、47万パックの出荷を計画している。市場連携を強め、有利販売に繋げていく」と語りました。