トピックス

本格的な需要期を前に巡回指導を実施

2020.12.14

 JA壱岐市では11月下旬より令和2年産イチゴの出荷、販売を行っています。品種は「ゆめのか」、「さがほのか」、「島いちご」の3品種で1P280gで販売しています。

生育状況の確認を行う松嶋指導員(左)と生産者の岡部さん

 同JAいちご部会では12月7日~9日にかけて、各戸巡回指導を実施し圃場の状態を確認すると共に、クリスマス商戦に向けた栽培管理について説明を行いました。

 現地巡回では、同JA農産園芸課の松嶋新指導員と、山口優希指導員が生産者立会いの下、生育状況について確認を行いました。巡回には壱岐振興局農業振興普及課の松岡寛智係長も同行しました。

 巡回指導を行った週の天気予報では、晴天が続き気温が高くなる事が予想されることから、日中の換気を早くするよう促し、積極的な潅水の実施を呼びかけました。病害虫の発生も例年に比べ本年は多く散見された事もあり、ハダニ等の病害虫の状況についても確認が行われました。

 11月下旬の出荷が開始されてから、集荷の間隔について1日置きぐらいの集荷ペースでしたが、12月13日の週からクリスマス商戦を見据えた連日出荷が始まります。

 松嶋指導員は「いよいよクリスマス業務用の需要が高まる時期を迎えた。契約販売を含め市場と連携し有利販売に繋げていきたい」と語りました。