JA壱岐市は12月7日にJR長崎駅構内にて『JR観光列車「36ぷらす3」おもてなし企画』に参加しました。今回の企画はJR九州とのコラボにより実現しました。
JR九州は地域密着を掲げ様々な取り組みを行っており、地域活性化に向けた活動として九州全域を巡る観光列車「36ぷらす3」乗客向けのおもてなし企画を立案しました。
本列車は、世界で36番目に大きい島、九州全県を巡る5つのルートに、九州を楽しむ35のエピソードを提供し、乗客自身に“36番目のエピソード”を語っていただく事を目的として運行しています。その中で、驚き、感動、幸せを提供し、乗客と地域、JRが一つになる事で“ぷらす3”を生み出し、足して39(サンキュー)=「感謝」の輪を広げる事を目指しています。停車する各駅では地域の特産品で乗客をおもてなします。長崎駅でのおもてなしについて、JR九州は農林中央金庫長崎支店と計画を進めてきました。
農林中央金庫では、JAバンクにしかできない農業と企業との“架け橋”としての機能を提供することで、農業者の所得増大と地域活性化を目指すため営業第一班を中心に取組みを実践しています。
農林中央金庫が架け橋となることで、JR九州とJA壱岐市のコラボ企画が実現しました。おもてなしを通してJA壱岐市の特産品の認知度向上、PR活動を通して地域活性化を図りました。長崎駅は令和2年12月現在、九州新幹線西九州ルート開業にむけ工事中であり、構内にお土産店がないことから、企画では長崎県壱岐島の農畜産物の物販ブースを設置しました。壱岐牛をはじめ、壱岐産大豆を使った納豆や、ゆずを使用した加工品などの販売を行いました。立寄った乗客からも好評で売れ行きも良好でした。販売の中では乗客の壱岐を来島した時のエピソードや来島を検討する話が聞かれ和やかな販売となりました。
企画した農林中央金庫長崎支店、営業第一班の本多富治次長は「JR九州と連携することで36ぷらす3のお客様に地元の特産物のPRをすることができた。これからもJR九州との連携を強化して、様々な場面で地元特産品のPRをして地域活性化に貢献していきたい」と語りました。
JA壱岐市の販売は12月14日に15:30~17:30の時間限定で実施されます。一般の駅利用者も購入も可能です。