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地域の皆の協力を得て 県知事賞を受賞

2020.10.15

 JA壱岐市施設草花部会の部会長である石田町の梶田幸孝さんが、令和2年度ながさき農林業大賞「しまの農林業経営部門」にて最優秀賞となる、長崎県知事賞を受賞しました。

県知事賞を受賞した梶田幸孝さん

 梶田さんは、市内にて葉たばこ260a、水稲145a、花卉10aを栽培しています。大規模圃場に農地を集積し、高架型作業車や溝堀機、残幹処理機などの専用機械を導入する他、地域の葉たばこ農家との共同育苗管理に取り組み、農作業の省力化を図っています。

 特に大きい面積で栽培している葉たばこについては、排水対策のほか、土壌分析に基づいた施肥設計や罹病葉の早期除去、適期収穫の徹底により、元年の反収は336kg県平均の288kgを大きく上回り、県内トップクラスの成績を収めています。葉たばこ、水稲、花卉の複合経営を行うことで、周年安定雇用体系による経営の安定化を図っています。

 JA壱岐市青年部長や花き部会長を歴任しており、地域の若手リーダーとしても活躍しています。

 今回の受賞に梶田さんは「大変光栄に思う。今回の受賞は自分だけの力ではなく、基盤を作ってくれていた両親や、協力していただいている方々がいてこその受賞だと思っています。」と喜びを語りました。