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壱岐牛共励会 上物率95.5%を記録
2020.08.03
壱岐牛出荷組合は7月20日に、福岡県福岡市の福岡食肉市場にて「第15回壱岐牛出荷組合枝肉共励会」を開催しました。共励会には去勢17頭、雌5頭の全22頭が出品され、郷ノ浦町の山本満年さんの出品牛がグランドチャンピオンに選ばれました。
山本さんの出品牛は、父が金太郎3、2代祖が安福久、3代祖が第1花国の去勢で、枝肉重量591.0キログラム、ロース芯面積100㎠、バラ厚9.8cm、皮下脂肪1.4cm、枝肉歩留80.3%、BMSナンバー12番の内容で、1キロ当たり3,000円の高値で落札されました。山本さんの出品牛はグランドチャンピオンと別で銀賞にも選ばれる好成績を残しました。
出品牛全体では、平均枝肉単価2,295円、4等級以上の上物率は95.5%となりました。
JA壱岐市畜産部業務課の佐々明彦課長は「1月に日米貿易協定が発効された事による米国産牛肉の流入や、コロナ禍での消費減退も影響して、昨年と比べ枝肉価格が低調に推移した結果となった。そのような中においても4等級以上の上物率が95.5%を推移し、出品牛の内16頭が5等級となる高い成績を残すことができた」と語りました。