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壱岐市勝本町の献穀田で抜穂祭「風雨に見舞われながらも、満足の出来」

2025.08.28

 県神社庁壱岐支部(馬場忠裕支部長)は8月23日、勝本町の岳山神社(宮司・松本弘)の氏子である同町本群南触の楠本秀さん(62)の斎田(同町本宮南触、約6㌃)で、刈り取りの神事・第36回献穀田抜穂祭を神主・関係者ら約50名出席のもと開きました。

 2025年4月19日のお田植祭で早乙女らにより植え付けられたコシヒカリの早苗は、極暑と雨不足、今月9日から12日にかけて雨量465㍉、最大瞬間風速15.3㍍の風雨に遭いながらも、奉耕者の楠本さんが丹精込めて育て上げ、無事に収穫の日を迎えました。

 抜穂祭は市内神社の神主12名が斎田清祓の儀を行い、壱岐神楽(国指定重要無形民俗文化財)の「豊年舞」を奉奏され、菅笠、茜たすきに身を包んだ地元の鯨伏小児童らによる刈男、刈女が穂を刈り、稲穂の献納を行いました。

 楠本さんは「風雨で少し倒れたが、順調に生育したことを嬉しく思う。満足できる出来となり安心した」と語られました。

 収穫された米は伊勢神宮、明治神宮、靖国神社、長崎市内の(諏訪神社、護国神社、県神社庁)3社、壱岐市内の42社に奉納されます。