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JA壱岐市、第60回通常総代会開催 営農振興と経営基盤強化へ全力

2025.07.14

 JA壱岐市は、6月24日郷ノ浦町の壱岐の島ホールで第60回通常総代会(2024年度)を開きました。総代総数488名、実出席241名、議決権行使書提出133名となりました。

 24年度は、第5次中期経営計画(22年~24年)の最終年度として、第9次営農振興計画の振興策を中心に、具体的な取組を実践しました。

 営農部門では「壱岐黄金」の作付面積拡大やアパートハウスの運営開始、畜産部門では壱岐牛の振興と共進会開催、購買部門では資材高騰対策等に取り組むとともに、部会・組織関係ではアスパラガスが18年連続県下反収1位、青年部・女性部も活発に活動しました。

 当JA川﨑裕司組合長は「24年度の決算は、牛価低迷や物価高の影響を受けたものの、このようなリスクに備えた積立金を取り崩した剰余金処分案を提案しました。25年度は、生産コストの価格転嫁や所得向上への取組を継続し、第6次中期経営計画のもと、経営基盤の強化と収支改善に努め、更なる農業振興に役職員・関係機関一丸となって全力で取り組む」と決意を述べました。

 議事では、志原地区の野本英毅総代と鯨伏地区の山下浩明総代が議長として登壇し、事業報告や剰余金処分案、25年度の事業計画など7議案について採決が行われ、全議案原案通り承認されました。

 今年は、壱岐農業の振興と農業者の所得増大を目指し、組合員・地域との対話を通して、より一層必要とされるJAとして役職員一丸となって事業に取り組みます。