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高温期に向け アスパラ現地指導を実施
2020.08.19
JA壱岐市アスパラガス部会は8月6日~7日、島内の各地区圃場にて現地検討会を開催しました。
検討会では、同JA農産園芸課の市村省吾指導員より、7月末までの情勢報告が行われました。収量は部会員平均で単収約1.8tとなり、前年比96.6%となっています。販売面についてはコロナ禍においても春先から単価も良く安定して推移しています。
その後、壱岐振興局農業振興普及課の大井友紀子主任技師より8月からの栽培管理について説明が行われました。今年は立茎後の気温が7月まで低く推移していたが、8月からは例年より暑く乾燥しがちになるため、アスパラガスにストレスが掛かるので下温対策と、灌水並びに病害虫の駆除について指導しました。また、台風への事前事後の対策についても説明を行いました。
市村指導員は「梅雨時期の長雨で防除が満足にできていない圃場もあるかと思われるので、予防防除の徹底に努めて今後の集荷量の増加に努めていく」と語りました。