トピックス

8,000箱以上の出荷を目指して

2024.06.06

JA壱岐市メロン部会(崎原光国部会長)は6月5日、芦辺町の同JA多目的集荷場で2024年産アムスメロン出荷目揃会を開催した。

本年産アムスメロンはⅠ型Ⅱ型合わせて225.7a(前年比97%)で栽培。

Ⅰ型は、3月上旬の定植時期に曇雨天が続いたことにより活着~初期生育は例年比べ悪かった。出荷開始は昨年より1週間ほど遅く6月5日、出荷ピークは6月10日頃の見込み。玉肥大期頃(4月)から夜温が低かった影響でやや小玉の5・6玉が中心。Ⅱ型は、苗配布~定植後曇雨天が続き、活着不足が心配されたが、その後天気は回復しⅠ型に比べ生育は良い。初期生育からミツバチ導入まで順調。出荷開始は6月12日頃、出荷ピークは15日頃の予定。Ⅱ型も夜温が低かった影響で5玉中心の見込み。一部圃場でうどんこの発生が見受けられるため収穫まで注意を促した。

集荷販売対策では、今年の販売方針や出荷規格等について説明した。宅配・店舗販売を柱とした有利販売を展開するとともに、消費者ニーズの高い4玉(3L)・5玉(2L)を軸に生産販売し、反当130万円、箱単価3,600円(R5は3,538円/箱)、全体として8,000箱、(428箱/反当)2,900万円(127万/反当)を目指す。 農産園芸課の長嶋和輝指導員は「各圃場での糖度検査実施による適期収穫の指導、家庭内選果の徹底をお願いして1箱でも多く出荷し目標の8,000箱以上を目指す。」と語った。