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共に前へ!一丸となり若い世代へバトンを渡す

2023.12.06

 JA壱岐市は11月中旬、芦辺町の壱岐島開発総合センターで約300名参加の下、肉用牛危機突破突破決起大会を開催しました。

参加者でガンバロー三唱

 畜産を取り巻く状況は枝肉価格の低迷、子牛価格の下落、飼料生産資材高騰などにより危機的な状況にあります。このような中、持続可能な畜産業を確立する為、関係者が一堂に会し、機運を高めました。

 大会は、参議院議員の山本啓介氏・藤木眞也氏をはじめ、畜産農家、関係機関、JA役職員約300名が出席しました。

 川﨑裕司組合長は「壱岐の主要である畜産業は厳しい経営環境が続いている。この難局を乗り切るため、JAグループでは幾度も国や自治体等に要請活動を行っている。今私たちができることは牛肉の消費拡大をすること。当JA直売所でもイベントを計画している。組合員の利用あってのJA、この難局を一丸となって乗り切る」と決意を述べました。

 大会では、川﨑組合長から山本議員へ「食料・農業・農村基本法関連施策の具体化および畜産(肉用牛)生産基盤の維持に関する要請書」を手渡したほか、藤木議員が講師となり「直近の農政について」講演が行われました。また、和牛部会の土谷勝部会長が「一人一人の力を結集し安定した肉用牛経営を実現し若い世代へバトンを渡す」と力強く大会決議を行いました。最後に肥育部会の山本満年部会長が音頭をとり、参加者全員で声高らかにガンバロー三唱を行い想いを一つに共に前進することを確認しました。