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小さな面積から大きな収入を
2023.08.22
JA壱岐市が策定した第9次営農振興計画で振興品目の豆類(スナップえんどう・いんげん)は、小面積から栽培可能で、多品目との複合経営により、年間収益を確保できます。軽量品目の特徴を活かし、新規栽培者の増加を図り、販売高2.6千万円の産地を目指しています。(2030年目標)
8月9日に栽培講習会を予定していましたが、台風接近のため安全面を考慮して、各戸別に資料を配布し説明を行いました。
令和5年産秋いんげんは、栽培者5名、面積10.0㌃(前年比56%)栽培品種は『サクサク王子』です。予想される向こう1ヶ月の天候は、平年と同様に晴れの日が多く、降水量がかなり少ない状態が続く予報です。雨後の土壌に潤いのある時にマルチ等準備をしっかり行い、初期生育を促すためにも灌水の徹底、栽培基準に基づいて品質向上に努めます。
スナップエンドウは、栽培者2名、面積13㌃(前年比81%)栽培品種は『ニムラスナップ』です。いんげん同様に栽培基準に基づき品質向上に努めるとともに、計画的な市場出荷を行うため連携をとり有利販売に繋げていきます。また、取り組みやすさが魅力の豆類の新規栽培者、面積拡大にむけ取り組んでいきます。
当JA農産園芸課の長岡大紋指導員は「栽培管理の徹底で昨年以上の収量、反収アップを目指し指導したい」と意気込みを語りました。