JA壱岐市花き部会(安永淳一部会長)は、6月22日、芦辺町の担い手サポートセンター会議室で「令和4年度花き部会通常総会」を開催しました。当日は部会員、関係者ら約30名出席で行われました。
4年度は,栽培者51名、面積1,108㌃(前年比100%)で栽培しました。4・5月の干ばつ、9月の台風の襲来と年明けからの寒波の影響を受けて露地・施設ともに減少しました。出荷数量は1,878,100本(前年比86%)となりました。
販売面では、全国的に気象の影響を受け出荷量が少なく、主要品目の小菊、ストックを中心に安定した単価で販売できました。販売金額は82,390,438円(前年比99%、単価115%)となました。今後も安定的な出荷量を目指し、栽培面積の増加・新規栽培者の確保を課題に引き続き取り組んでいきます。
安永部会長は「コロナ禍の3年、生産資材の高騰、高齢化による担い手不足など課題は多いが品質向上、収量向上に取組、販売高1億円を目指し頑張りましょう」と述べました。
議事では、4年度事業経過、5年度事業計画など全議案原案通り承認されました。役員改選では、石田町の梶田幸孝さんが部会長に就任しました。
各種表彰では、小菊部門、施設草花部門における最高販売金額者に贈られる「壱岐市農協組合長賞」2賞と、総販売金額をもとに優秀な成績をおさめた部会員に贈られる「壱岐市長賞」合わせて3つの賞を昨年に引続き芦辺町で小菊、施設草花を栽培する日高将希さんが受賞しました。
また、部会活動において活躍する生産者に贈られる「壱岐市農協花卉部会長賞」は石田町の長岡ツタ子さんが受賞しました。長岡さんは同部会発足時から長年に渡り部会を牽引し、若手の指導など、存続・発展にご尽力いただいています。
本年度も露地小菊、施設花きを中心とした栽培で、周年継続出荷により、安定した収益を目指し、花き全体で販売高1億円を目指していきます。