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需要者の望む高品質・安定出荷を実現するために

2023.05.25

 JA壱岐市ニンニク部会(谷島栄一部会長)は、5月18日、芦辺町の同JA農産物野菜集出荷場で令和5年産ニンニク出荷目揃会を開催しました。本年は、生産者28人が184a(前年比112%)で栽培しています。

慎重に規格を確認する生産者の皆さん

 会では、農産園芸課の齋藤喬史指導員が本年産の販売方針と取扱要領について説明しました。

 販売については、青果を中心に市場と連携した有利販売を図り、乾燥については高単価の契約分に焦点を合わせ、出荷調整の徹底を図ります。販売先については、青果が東京青果・熊本大同青果・福岡大同青果への出荷を予定しています。前年の平均単価(青果)560円/kg(乾燥)915円/kgを上回るよう取り組んでいきます。

 乾燥は契約販売先へ販売していくが、出荷予定数量は2t~2.5t(前年比167%)の予定です。その後、出荷時の規格・荷姿について説明し、参加者で目揃えを行いました。

 齋藤指導員は「需要者の望む高品質・安定出荷を実現し、有利販売につなげていけるよう品質管理の徹底を図っていきたい」と語りました。