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前対策の徹底で全生産者反当200箱を目指そう!
2023.05.08
JA壱岐市かぼちゃ部会は4月24日、令和5年産春かぼちゃ現地検討会を行いました。
本年産は生産者59名(前年比75%)、作付面積約999㌃(前年比77%)で、くり将軍、プリメラクイーン、えびすの3品種を栽培しています。検討会では、同JA農産園芸課の齋藤喬史指導員が生産概況や今後の栽培管理について説明しました。
生産概況については、3月下旬から4月上旬は降雨も適度にあり発芽は順調です。強風による風傷みも散見されますが生育は順調で、今後降雨が少ない場合は潅水を行い初期生育を促すよう呼びかけました。
また、栽培管理について、初期生育を促進させるためトンネル被覆の徹底、強風対策及び適時の病害虫防除についても注意を促しました。
その後の現地視察では、石田町の斉藤義博さんの圃場で生育確認及び意見交換を行いました。斉藤さんは防風対策に周りに麦を蒔くなどの対策を講じています。
齋藤指導員は「今後生育初期から玉肥大期にかけての潅水の徹底と、梅雨を迎える前の排水対策が重要になる。例年、強風被害による収量の不安定さが目立っているので事前対策を呼びかけ、安定した集荷につなげ、部会が掲げる全生産者10a当り200箱達成にむけて指導したい」と意気込みを語りました。