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壱岐産イチゴ 病害虫対策の徹底を

2023.04.11

  JA壱岐市いちご部会は、3月下旬に現地検討会を行いました。

 令和4年産は生産者30名が面積318.1㌃で栽培します。11月から現在までに約30万パック(前年並み)の出荷が行われています。

 現地では、同JA農産園芸課の山口優希指導員と、永村緑指導員、壱岐振興局農業普及課の小鉢将平担当が今後の管理について説明を行いました。

 向こう一ヶ月の予報では、平均気温は高く、降水量は平年並みかやや少なく、日照時間はやや多いと予測されています。4月に入ると気温の変動が大きいため、ハウスの換気を含めたこまめな管理を促しました。収穫も終盤を迎えることから、株疲れ対策として液肥や発根促進剤の施用も呼びかけました。

 

 また、ハダニやスリップスの発生が懸念されていることから、病害虫対策についても徹底した予防を促しました。 各現地では、生産者らが草勢を確認しながら、肥料の散布やハウスの開閉の頻度や防除の農薬の混用などについて熱心な質疑も行われました。

 永村指導員は「アブラムシやハダニ等の病害虫の発生が散見される圃場が見受けられるので防除の徹底をお願いしたい」と語りました。