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地域一帯となり1億円産地を目指す
2023.03.14
JA壱岐市が第9次営農振興計画での大きな柱の一つとして、1億円産地を目指す馬鈴薯ながさき黄金の令和5年産春作の植付けが2月下旬より始まりました。
春作は生産者11名(内法人4組織)、作付面積168㌃(前年対比317%)で栽培します。
郷ノ浦町の(農)平人営農組合(山下重樹代表理事)の圃場では構成員が集まり、JAで取得した乗用型半自動植付機ジャガールタンクを使用して行いました。「ジャガールタンク」は、作業人数が運転手1名、補助員が1名。作業工程が作溝、植付、培土の3工程で、種芋は座ったまま補充できるので歩行距離を大幅カットでき、コンベア式種芋供給機能により約8割自動で播種が可能です。オプションの「ジャガボーイ」を装着すると植付と同時に肥料もまけます。
当組合は、春作より新規に30㌃栽培を行います。当JA農産園芸課の渡邉茂指導員の指導の下、構成員らは交代で『ジャガールタンク』を使用して植付を行いました。
当組合の山下代表理事は「栽培にあたって昨年から実演会や収穫祭に出向き、構成員らと協議を重ね、地域一帯となり1億円産地を目指す取り組みに賛同した。構成員と試行錯誤しながら取り組みたい。今後は面積拡大していく上で機械の導入は必須と考えており、事業の活用や補助についてもJA・関係機関でも検討頂きたい。また、相互研鑽の意味でも他産地の視察なども計画してもらいたい」と今後についての展望や要望を語りました。