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地域が一体となり産地拡大をめざす!
2023.02.16
JA壱岐市は1月31日、芦辺町の壱岐振興局で令和5年産春馬鈴薯(ながさき黄金)の栽培講習会を行いました。
4年秋作から本格的に栽培を開始し、12月の収穫祭では1億円の産地宣言を行い、品質基準を満たしたものを『壱岐黄金』とするブランド化や管理作業の機械化等産地作りを進めています。4年産秋作については、干ばつが玉肥大に影響し小玉傾向による収量減になりましたが品質は良好でした。
5年春作は生産者11名(内法人4組織)、作付面積168㌃(前年対比317%)で栽培されます。
当JA農産園芸課の渡邉茂指導員が重点技術対策、振興対策、栽培管理のポイント等の説明を行いました。
生産者からは、流通出荷経費の内容、他産地との差別化の内容、圃場の連作、高畝と平畝の収量、種芋の貯蔵方法等、活発な質疑が行われました。
また、産地として同じ方向をむいて目標意識の向上による産地力アップのために部会組織設立についても提案しました。
当JAの辻重希営農部長は「ながさき黄金は、第9次営農振興計画での大きな柱の一つとし、1億円産地を目指して取り組んでいる。販路拡大についても進めており先月には展示商談会に参加した。3月には現地視察も行われる。産地拡大にむけ生産者、関係機関一丸となって取り組みましょう」と語りました。