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ドローンの活用について理解を深める

2022.08.10

 壱岐振興局は8月3日、石田町の(農)池田仲下の水稲「なつほのか」圃場で大型ドローンの実演会を開催しました。

 担い手の労働力不足等、地域農業の諸課題に対してロボット技術や情報通信技術を活用して課題解決に取り組む「スマート農業」が近年注目されています。水田におけるドローンの活用について理解を深めることを目的に実施しました。壱岐市スマート農業推進協議会員をはじめ、関係機関から約40名程が参加しました。

 実演会は10Lタンクドローン「MG-1」による水稲への肥料散布デモンストレーション及び大型ドローン「T30」による農薬散布デモンストレーションが行われました。「T30」は無人ヘリと同等の大容量30ℓタンクを搭載し、送信機上でリアルタイムの残量を確認できます。また、最大散布幅9m、作業効率16ha/hと散布能力が従来ドローンより飛躍的に向上しています。

 参加者からは、バッテリー交換後の散布再開方法や操縦資格取得方法等について積極的な質疑が行われました。

 今後も先端技術を取り入れた実証試験や研修会を行い、新たな営農体系の構築を図っていきます。