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目指せ夏芽2t アスパラ現地講習会

2022.06.10

 JA壱岐市アスパラガス部会(米倉清部会長)は、 5月30日と31日の2日間、各地区圃場にて巡回指導を行いました。芦辺地区では、(農)芦辺湯岳の圃場で実施されました。

摘芯について具体的に説明する松嶋指導員

 同JA農産園芸課の松嶋新指導員が、令和4産春芽出荷販売実績及び夏芽出荷要領について説明しました。今年度の春芽の生産概況については、出荷量が97t(前年比82%)、反収754kg(前年比83%)となりました。減収の要因としては、秋口(10月)の高温推移による株の消耗や、2・3月の低温推移による萌芽の遅れ・バラつきによるものです。立茎に関しては、4月中旬を中心に順調に進んでおり、6月上旬より摘芯が始まります。

 また今年度は、茎枯病の発生が一部圃場で見られ、病斑及び防除、また発病時の対処法の確認等を行いました。

 松嶋指導員は「立茎も終了し、今後は摘芯と株整理・施肥・防除が重要なポイントとなる。健全な状態で株を保ち、夏芽収量2t目指して取り組みましょう」と話しました。