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生育良好 アールス出荷開始
2021.11.18
JA壱岐市メロン部会は10月29日、芦辺町の多目的集荷場にて、令和3年産アールスメロンの出荷目揃会を開催しました。
本年産は3人が作付面積30aで栽培しており、青肉のベネチアと雅(みやび)、赤肉のパリスと妃(きさき)の4品種の出荷を行います。1箱あたりの重量は8kg、玉数は5~6玉で出荷を行います。
目揃会では同JA農産園芸課の山口優希指導員が3年産の生育状況、販売対策と出荷時の注意点について生産者に説明を行いました。
本年産は8月に1~3型まで定植が完了しました。比較的温暖な気候が続いたことから各ハウスでは害虫が多く、うどんこ病の発生も見られましたが玉肥大も良く、順調に生育しました。 販売は、島内のJA直売所やJAフェスタでの販売を主とし、市場への流通も計画しています。出荷にあたってはJA指導員による各圃場の糖度検査を経て適期収穫、家庭内選果や箱詰め基準を守り品質の統一を図る様促しました。
山口指導員は「今年は害虫の発生が多く見られ、うどんこ病などの病害がでた圃場もあったが、玉肥大は順調で予定通りの出荷となった。直売所での販売を軸とし、農家所得向上につなげたい」と意欲を述べました。