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生育期を前に意識統一図る

2020.07.07

 JA壱岐市花き部会小菊専門部会は7月2日と3日の2日間、管内各地区の生産農家圃場にて夏小菊現地検討会を開催しました。

生育状況の確認を行う生産者

 昨年までは部会員そろって各地区の圃場を回り検討会を開催していたが、本年は新型コロナ感染症予防の為、地区ごとで圃場を1箇所に絞りました。

 小菊専門部会では、生産者35人が約7㌶で栽培を行っています。

 検討会では同JA農産園芸課の松嶋優斗指導員より今後の防除について注意が促されました。梅雨あけの高温多湿の気候状況が続くことにより「白さび病・黒さび病」や「黒斑病」などの病気の発生が加速し、降雨後に突然発生するケースも多い為、週に1回の農薬散布について指導が行われました。また、7月高温乾燥下では「ハダニ」等の害虫の発生も懸念されるため圃場周辺の環境整備、適正な農薬散布について注意を促しました。併せてウイロイド(わい化病)感染株の発生が各圃場で見られることより、怪しい株を見つけたら直ちに処理する事について説明しました。

 又、壱岐振興局農業振興普及課の山口克正専門幹よりウイロイド感染株の処理方法について補足説明がなされ、意識の統一が図られました。その後、参加者で生育状況を確認しながら意見交換が行われました。

 新型コロナウイルス感染症の影響で花卉全般の価格は5月末まで安値で推移していましたが、6月に入り徐々に回復し、6月末の小菊の市場価格については1本あたり約45円(昨年同時期1本約25円)という高値となっています。今後の需要期となるお盆時期の出荷が期待されます。

 松嶋指導員は「昨年は低価で推移していたが、今年は好調な価格を維持できている。お盆の需要期を迎えるにあたり、市場状況の確認を行いながら有利販売に繋げていきたい」と語りました。