トピックス

壱岐産アムスメロン 出荷目前に控える

2020.06.09

 JA壱岐市メロン部会が栽培する人気の壱岐産アムスメロン。今年は34人の生産者が栽培し合計で約15,000箱の出荷を予定しています。そのほとんどが宅配便やJA直売所での販売となっており、なかなか市場へは出回りません。その味は、濃厚な甘みが特徴でシーズンが過ぎてもリピーターからの問い合わせが続きます。

出荷打合せを行う指導員と岡部さん

 生産者の出荷時期については、同JA農産園芸課による圃場毎の糖度検査やネットの張り具合などの確認後、出荷開始の指示を受けてからとなります。各圃場毎にチェックを行うことで、味と品質の統一を図っています。

 6月2日に郷ノ浦町の岡部良一さんの圃場ハウスにて、収穫を目前に控えたメロンの検査が行われ、指導員による糖度計を使用した糖度検査と果実の状態の確認があり、6月5日の出荷目揃えのタイミングでの出荷指示が行われました。

 生産者の岡部良一さんはアムスメロンの栽培を始めて約30年になる大ベテランです。今シーズンは約5kgの箱で250箱の出荷を予定しています。

 農産園芸課の松嶋新指導員は「天候が良い日が続いたので、各圃場順調に生育している。出荷予定時期に関しても大きな誤差がなく短期間での販売が予想される。生産者と協力し、良いメロンを届けたい」と語りました。