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需要者の望む高品質・安定出荷を実現するために ニンニク出荷目揃会

2022.05.30

 JA壱岐市ニンニク部会は、5月18日、芦辺町の同JA農産物野菜集出荷場で令和4年産ニンニク出荷目揃会を開催しました。本年は、生産者27名が165aで栽培しています。

熱心に説明を聞く生産者の皆さん

 目揃会冒頭で、同JAにんにく部会谷島栄一部会長は「露地品目の中で見ても、にんにくは不結球果の課題が解決できれば大いに単価が期待できる品目だと思っている。JA等と検討を重ね課題の解決に努めていきたい」と挨拶しました。

 その後、農産園芸課の渡邉茂指導員が本年産の販売方針と取扱要領について説明しました。

 販売については、青果を中心に市場と連携した有利販売を展開していく予定です。東京青果・熊本大同青果・福岡大同青果への出荷を予定しています。前年の平均単価(青果)605円/kg(乾燥)746円/kgを上回るよう取り組んでいきます。

 青果とは別に乾燥の出荷も行っていきます。乾燥は契約販売先へ販売していきますが、出荷予定数量は昨年並みの1t~1.5tの予定です。

 説明後、出荷時の規格・荷姿について説明し、参加者で目揃えを行いました。

 渡邉指導員は「今年は新たに契約先も増え。需要者の望む高品質・安定出荷を実現し、有利販売につなげていけるよう品質管理の徹底を図っていきたい」と語りました。