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全共めざして ラストスパート

2022.05.19

  全共壱岐地区推進協議会は、鹿児島県で開催される『第12回全国和牛能力共進会』の選抜巡回を行い、関係機関選抜委員約20名が来島しました。

候補牛の生育状況を確認しました

 6区~8区(肉牛の部)の候補牛の体重、体高、胸囲、胴囲の測定を行いながら発育状況を調査しました。あわせて、超音波肉質診断装置(SEM)を使用し、肉質の状態等血液性化学検査による測定を行いました。

 郷ノ浦町の山本満年さんは「昨年4月に受け入れてからちょうど1年、肥育する4頭全て全共への出品を目標に頑張ってきたが、その気持ちは今も変わらない。今日の巡回選抜の結果が気になるが、最終選考まで全力で頑張りたい」と熱い思いを語りました。

 今回の全共より審査基準が、オレイン酸の含有量に重点を置く方向に変わってきています。オレイン酸は、不飽和脂肪酸の1つで、その含有量は肉の美しさに深くかかわっています。

 同JA畜産部の寺尾幸博部長は「いよいよ全共まで半年をきり、1頭でも多く代表枠を獲得し、全国に壱岐牛をPRしたい」と語りました。