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表作で収量上々 壱岐産柑橘類の販売開始

2022.02.14

JA壱岐市では、令和3年産中晩柑の販売が始まりました。昨年末の集荷、施設への入庫を経て、1月末に評価を行っています。

評価が行われた麗江

 3年産の伊予柑は生産者5人、面積46㌃で栽培されました。昨年末の入庫で約6tの集荷を行っています。一部圃場でかいよう病や炭そ病といった病害が見られましたが、例年並みの収量となりました。12月末に集荷され、その後同JAの中晩柑追熟施設へ入庫を行いました。

 中晩柑(麗紅・はるか)は、生産者9人、総面積67㌃で栽培され、麗紅約5t、はるか約1tが集荷されています。

 1月28日には、同JA多目的集荷場で各品目の評価を行いました。JA職員や選果員で品質を確認、色や傷の状態などをチェックし、各規格について目合わせを行いました。

 各柑橘類はJA直売所や各支所、スーパーでの島内販売を主に、麗紅については一部市場への出荷も予定しています。伊予柑は3kgのネット入りと6kg段ボールで販売。麗紅は1kg袋と3kg段ボールで販売を行っています。

 同JA農産園芸課の長嶋和輝指導員は「21年産は台風による被害も少なく、表年で出荷も多かった。今後、島内をメインに販売を行いながら、一部市場とも連携し有利販売に努めていきたい」と語りました。