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中晩柑 表作で収量に期待大

2022.01.21

 JA壱岐市柑橘部会は、1月7日に芦辺町の担い手サポートセンター会議室で「令和3年産中晩柑(麗紅・はるか)出荷協議会」を開催しました。協議会では生産状況や販売対策について確認しました。4年産に向けた生産対策についても説明が行われ、改植に向けた品種検討会も行われました。

集まった生産者が3つの品種を吟味しました

 3年産の中晩柑(麗紅・はるか)は、生産者9人が総面積67㌃で栽培しています(麗紅55㌃、はるか12㌃)。表作の年であり、全体的に収量の増加が期待されています。柑橘全体で満開期が早く、気温も高く推移したことから着色が早く、生育も良好です。

 麗紅で約5t(前年比251%)、はるかは約1t(前年比154%)の集荷を予定しています。

 販売では、島内販売を基本とし、宅配や市場開拓による有利販売を実施し、販売単価の向上・価格安定に努めていきます。

 品種検討会では、壱岐振興局農業振興普及課の田原岳志専門幹が「西南のひかり」「はるひめ」「みはや」の3品種を紹介しました。各品種の糖度や収穫期、栽培方法について説明するほか、改植に取り組む生産者への事業についても説明しました。

 説明のあと、集まった生産者が各品種を入念にチェックし、味を確かめる姿が見られました。