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アスパラ黄化が進む 来年に向けた準備が始まりました

2021.12.24

 JA壱岐市アスパラガス部会は12月8日、9日に島内各圃場(ほじょう)で現地検討会を行いました。令和3年産の集出荷が終了し、各ハウスでは次年作に向けた準備が始まっています。

黄化が始まったアスパラハウス前で確認を行いました

 3年産は2月~5月の春芽、6月~10月の夏芽合わせて、総出荷量は約353t、反収は約2.7tとなりました。8月の長雨により各ハウスで収量に影響が及びました。

 各ハウスでは、来作に向けた全刈の準備が始まっており、アスパラ株の黄化が始まっています。集まった生産者は、今後の全刈に向けた栽培管理について確認しました。指導では十分に黄化を進め、適時潅水を行うよう注意が行われました。

 同JA農産園芸課の市村省吾指導員は「今年は春芽については順調だったが、夏芽では長雨による影響が各圃場で見られ、収量に影響した。これから全刈を経て次年産の準備が始まる。来作に繋がるよう適切な管理を促していく」と語りました。