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イチゴ出荷スタート 安定出荷で銘柄確立を図っていきます

2021.12.03

JA壱岐市いちご部会は、11月15日に芦辺町の同JA家畜市場セリ場で「令和3年産いちご出荷目揃会」を開催しました。

規格変更について慎重に目揃えを行いました。

 本年産は生産者33名が約340㌃で栽培しています。品種は「ゆめのか」「さがほのか」「恋みのり」の3品種です。

 生産販売対策についてJA農産園芸課の山口優希指導員が説明しました。現在のイチゴの消費動向については、新型コロナの拡大・外出自粛等の制限の中、消費の落ち込みが懸念されましたが、緊急事態宣言の解除と家庭内消費の維持により底支えできています。

 出荷では、高収量品種の「ゆめのか」を主軸に約53万パックの出荷を目指していきます。早朝採りや予冷庫の効果的な利用による品質確保と、昨年まで280gだった量目を250gとし、出荷量増加・安定出荷による売り場確保と銘柄確立を図ります。価格安定化のためクリスマス業務用の契約販売も行います。

 対策説明のあと、集まった生産者に出荷時のパック詰めの要領、共選持込時の注意点について説明しました。

 山口指導員は「量目変更による安定出荷により、壱岐産イチゴの更なる銘柄確立を目指していく。市場連携や契約販売で昨年以上の生産者所得の向上を目指す」と意気込みを語りました。