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デジタル活用 動きある営農振興計画書が完成しました

2021.11.24

 11月上旬、JA壱岐市の営農振興10ヵ年計画「第9次営農振興計画書」が完成しました。本計画は10年後の「販売高100億円」「新規就農者100人」「集落営農組織100組織」の「3つの100」を目標に策定されています。

デジタルを活用した動きある計画書が完成しました

 策定にあたり、同JAでは令和2年11月に「営農振興計画推進特別委員会」を立ち上げ協議を進めました。3年2月には県、市、関係機関と連携した「壱岐地域農業戦略推進会議」を開催し、本計画を「壱岐地域の農業戦略」として位置づけ課題を共有して議論を進めてきました。

 目標達成のため、競争力をもった魅力ある産地づくりにむけた「産地強化」、JA直営トレーニングハウスやマルチワーカー制度などの就農支援強化による「担い手育成」、農地フル活用やブリッジ経営による「地域活性化」の3つを取り組みの基本とし、具体策を盛り込みました。

 さらに、冊子には10年という長期の計画であり、今後の時代や情勢の変化に対応するため、随時情報を更新すべくQRコードを添付し、同JAホームページとのリンクによるデジタル更新も行っていきます。

 計画スローガンに「めざそう!100億で離島農業日本一へ」をかかげ、壱岐市全体で営農振興に取り組んで行きます。

 11月9日に、郷ノ浦町の本所大会議室に特別委員会、推進会議の両メンバーが参集し合同会議が開かれ、計画書策定について報告が行われました。

 同JAの川﨑裕司組合長は「これまでの協議の末、今までにない計画書が完成した。農家組合員の皆様にもワクワクしていただけると思う。10年という長い計画ですので、デジタル等を活用した情報発信も行っていく」と挨拶しました。